おかぞ~からのご報告

Hyper-V

2009/06/04

御鏡の開発では環境依存の問題に出くわす事も多かったのですが、そのたびに仮想化環境のお世話になっていました。今ウチには4台のPC(サーバ含む)があるのですが、それぞれ何らかの仮想化環境が入っていて、最大で約20台分のOSが稼働します。(少し前はもっと多かったのですが・・・)

その中でも最近お気に入りなのが、MS謹製のHyper-Vです。Windows 2008 Serverに付属しているこの仮想環境はOSさえ購入すれば後は無料で使用出来ます。MS製の為か、Windowsをゲストにした時のパフォーマンスはなかなか秀逸で、CPU負荷率も高くありません。また、マネージャの判り易さ、使いやすさが絶品です。実績があまり無いので、敬遠している方が多いと聞きますが、MSが力を入れて開発をしているのは確かですので、絶対にシェアも伸びてきます。今の内に習得しておく事をお勧めします。

使っていて難を感じる点が一点。リモートデスクトップ越しにマネージャを開き、そこからゲストの画面を触ろうとするとマウスのキャプチャが出来ない点です。この為、新規のゲストをインストールする際にはリモートデスクトップ経由では出来ません(不可能ではないですが、マウスは使えません)。モニタを繋がずにサーバを使っている方は少々不便です。と言っても、全然致命的ではないですね。

ソフトウェアの検証環境は昔に比べれば段違いに構築しやすくなりました。仮想化ソフトウェアを使えば、マシンの物理的な台数に関わらずに多数の環境を用意出来ます。もちろんライセンスは必要ですが、MSDN等に入れば必要な環境はほぼ網羅できます(MS環境の話ですが)。

せっかく使える技術です。うまく使って検証環境を作りましょう。

シェアウェア作り

2009/06/01

今更ですが、日経ITProに御鏡の記事が掲載されていました。
実は今日気づきました。(^^;;;

操作方法を細かく解説して頂いて、要望事項や判りにくい点まで指摘の上、5ページに渡って載せて頂きました。ありがとうございました。
シェアウェアとして開発している間にもこういった事(WEBサイトへの掲載や、雑誌への付録依頼)に励まされながらやってきました。誰かが見つけて注目してくれる事は、こういったソフト作りの醍醐味ですね。

フリーソフトやシェアウェアを作った事の無い方は、是非一度作ってみる事をお勧めします。特にシェアウェアは、ただ単にソフト作りの勉強になるだけでなくて、マーケティング要素や営業要素、書面のやり取りや契約、法的なソフトウェアの保護等いろいろな勉強が出来ます(というか、必要になります)。伸び悩みを感じている技術者の方なんかにもお薦めで、視野が広がる事で上流の仕事が見えてくるかもしれません。

私の場合ラッキーだったのは、前職(普通のIT系上場企業です)で、シェアウェアを副業にする事を理解してくれる上司に恵まれた事でした。中には役員の方もいたのですが、その方には「俺やったら1本5万で売ってくる。もっと営業力を身につけんと!」と、豪語して頂きました。その後は・・・ですが。
逆にもしこれを読んでくれている方が、許可を出す方の立場であるなら、是非許可を出して頂きたいと思います。本職に影響するのはもちろん×ですが、長期的に見れば絶対にプラスになるはずですよ。

御鏡無償化について

2009/05/18

先ほど、御鏡の無償版を公開致しました。
シェアウェアの下位等ではなく、完全に全機能を備えた無償化となります。お試し下さい。

2002年、最初に御鏡の構想を練り作成を始めた時点では、ここまで息の長いソフトウェアにする予定はありませんでした。小遣い稼ぎの副業でしたし、地味なソフトウェアで売れるかどうか全く読めませんでした。しかし、やってみるものです。結構な話題と共に売れ出し、窓の杜への掲載や、大規模NASストレージへのOEM供給等のうれしい誤算もあって、非常に楽しい時期を過ごせました。契約書や見積書、領収書等書類の作成、確定申告等、応用製品の開発受注等、ビジネスとしても非常に勉強させてもらい、本当にここまでやってきて良かったと思っています。

ただ、正直御鏡のソフトウェアとしての寿命はそろそろ終わりに向かっています。競合ソフトウェアは御鏡を超える物も多く出ていますし、GUIや基本設計の古さは明らかです。開発を継続すれば良いのかもしれませんが、やはり新しい環境に適した作り方をしないソフトはツギハギだらけになります。それは私の望むところでなく、また、新しく作り直すのであれば、別のソフトウェアに挑戦したいという思いもあります。

そういった事から、ビジネスとしての御鏡の開発を止める決断をしました。

フリーとして公開する事に関しては、これまで使って頂き、また今後当面使用を続けられる方に対して安定板のパスを設けておきたい為です。このバージョンはバグ対応を行う為のバージョンとなり、今後の新規機能追加等は原則としてありません。出来れば、新規の方も含め多くのユーザー様に使用頂き、より安定した形に収束させて行きたいと思っています。

御鏡を今後ともよろしくお願いします。

近況報告

2009/03/11

かなり飛んでしまいました。

この間何をしていたかと言うと、本業のシステム開発他が忙しくバタバタしていました。
不況の折、ある程度の仕事があるだけでも良い話ではあるのですが、安い案件が多く、プロジェクトは延期/中止の嵐です。先行きは非常に不安と言わざるを得ません。
早くこの嵐が去ってくれるよう、祈るばかりですね。。。

あと、先月リリースした御鏡1.6ですが、おおむね好評のようです。
SQLITEも苦労した甲斐があり、問題は出ていません。マイナーバージョンアップの初版としては、珍しく息の長いバージョンになっています。これからも、こうありたいですね。

なんだかつまらない話ですが・・・それでは。

御鏡1.6

2009/02/16

さきほど、ようやく御鏡の1.6をリリースしました。

以前に書いた記事の問題の他、数箇所のバグ対応と、サービス終了時の処理の改善を実施しました。
性能的にはかなりの改善が見られます。是非試して頂きたいと思います。

ファイルリストに使用したSQLITEは、総じて良い性能を発揮してくれました。
厳密に見れば、スレッドセーフでない処理などもあって、御鏡で使う上では苦労もあったのですが、その甲斐は十分にありました。特に”型”の概念が無く、保存データの長さに寛容な点は、一般的なRDBMSを超える優れた点で、御鏡での活用にも非常に重宝しました。こういう思想は、ロータスノーツのデータベースに通じる物がありますね。これからもどんどん使っていきたいと思います。

ようやく一段落ですが、次のバージョンの開発にも早いうちに取り掛かるつもりです。
拡張する機能については、あまり公にはしませんが、やはり御鏡の特徴である企業向け・サーバ向けに向けた機能拡張を狙っていきたいと思っています。

それでは。


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